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  • 執筆者の写真ぐらし ひがしおおみや

コンポストで循環を感じるくらし

生ごみは燃やさないで土に還す


臭いや、量の多さが悩ましい家庭の生ごみ、皆さんはどのように処理していますか?

水分たっぷりの生ごみは、焼却処分するのにたくさんの燃料が必要だそうです。そして二酸化炭素も多く排出されてしまいます。生ごみは元々ごみじゃない。実は自然の恵みでした。地球から頂いた自然の恵みは、自然に還してみるとイイコトがたくさんあるようです!



この頃耳にするコンポストとは、「堆肥(compost)」または「堆肥をつくる容器(composter)」のこと。堆肥は、落ち葉、家畜ふん尿、食品残渣など様々な有機物を、微生物の力で分解させ、腐熟させたものです。家庭の生ごみを堆肥化させて家庭菜園や畑に利用すると、焼却処分に必要な燃料の削減、また、二酸化炭素排出量の削減につながります。

コンポスト容器には、酸素を取り入れながら発酵させる好気性(土などに生ごみを混ぜる)、酸素がない状態で発酵させる嫌気性(密閉容器にぼかしと一緒に入れる)のものなど、それぞれに特徴があります。




↓すでに実践中の方にインタビューしました↓


ベランダで気軽にコンポスト

コンポストは4~5年前から気になっていました。

生ゴミの量の多さと臭いをなんとかしたいと。

TVでベランダに置けるコンポストが紹介されていて、私にもできそうだと思いました。

半日が日陰になるような場所に設置して、2~3日でゴミが消えるのを見るとなんだかとても楽しいです。

意識も変わり、ゴミを出さないようになってきました。

イイコトしかなくて、コンポストのない生活にはもう戻れません!

(川口市 関口さん)




密閉容器でコンポスト

家庭菜園に自分で作った堆肥を使いたいと思ったのがきっかけです。

密閉容器に生ゴミとぼかし(米ぬかや発酵促進剤)を一緒に入れて発酵させることで液肥も取ります。

液肥は水で薄めて植物に与えたり、土に混ぜたりします。

コンポストを生活に取り入れることでゴミを減らして、自然のものを自然に還す循環をさせたいと思うようになりました。

価値観が変わり、必要なものを必要な時にほしい分だけ買う暮らしをするようになりました。

(さいたま市 池田さん)





畑こども食堂「落葉堆肥ます」

12月になると、畑のそばにある市民の森で集めた落葉を1.8m四方の堆肥ますに入れます。

即席落葉プールに子どもたちは大はしゃぎです。

堆肥作りは、適度に水を含ませた落葉に米ぬかをふりかけ踏み固め、ビニールシートで雨除けをします。

定期的によく混ぜ、一年ほどで熟成した堆肥ができます。

芝川沿いの葦なども入れれば、落葉にはない成分も含んだ堆肥を作れます。

この畑で育った野菜をみんなで食べるのは最高です!

(さいたま市畑こども食堂代表 谷中さん)







>>さいたま市生ごみ処理容器等購入費補助金

これから生ごみ処理容器の導入を考えている方、また、コンポスト熟成用に追加購入をお考えの方、購入補助金はご存じですか?

令和3年度の補助金受付は終了していて、令和4年度の購入費補助は、令和4年4月1日以降に購入されたものが対象となります。

一世帯につき、5年間で生ごみ処理容器及び電気式生ごみ処理機それぞれ1基。ただし、生ごみ処理容器のみの場合は2基を限度。購入価格の2分の1、生ごみ処理容器1基につき4,000円、電気式生ごみ処理機1基につき20,000円が限度になります(促進剤や菌床などは補助の対象外)。

申請場所 : 各区くらし応援室/さいたま市役所 環境局 資源循環推進部 廃棄物対策課


中山


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