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執筆者の写真ぐらし ひがしおおみや

そろばんと作文の寺子屋文福茶釜

更新日:2020年11月7日

小学生のためのそろばんと作文の寺子屋「文福茶釜」が目指すものとは?


東大宮駅東口からほど近い、そろばん・作文教室におじゃましました。


手作りの木の看板と、信楽焼のたぬきが

温かい雰囲気で出迎えてくれます。

学区の島小をはじめ、春岡小や見沼小、蓮田や桶川などからも小学生が通う、一風変わった教室の魅力を探ってみました。






脳内にできる珠が 暗算力の秘密


近い将来、さまざまな仕事がAIにとって代わられる時代。「だからこそ、小学生のうちにぜったい身につけてもらいたい力があるのです」と塾長のそうまゆかさん(49)は言う。

 それは「受験に役立つ暗算力」と「一生もののコミュニケーション力」だ。暗算力は「そろばん」で、コミュニケーション力は「作文」で身につく。

 そうまさんは、大学卒業後、新聞社と出版社で約20年間、言葉を生業としてきた。今もフリーのライターだ。自宅の一室で文福茶釜を開業したのが今から3年前。

 なかなか思い切った方向転換のように思うが……。

「会社を辞める数年前から、自分のスキルを使ってなにか地元の子どもたちに役立つことをしたいなと思っていたんです」とそうまさん。

 そうまさん自身は小学校5年生のときに日商珠算検定の1級を取得していた。作文教室を開きたいと考えていたとき、暗算力も同時に身につけられたら!とひらめき、開業に一気に弾みがついた。

そろばんをやると脳内に珠の像ができあがる。これは一生消えず、頭の中の珠が動くことで暗算力がつく。ちなみに、脳内の珠をつくるには、できれば9歳までにそろばんを始めるのがよいという医学的な研究があるそうだ。




自分の意見や思いを正確に伝える力


今の時代、インターネットやゲームなど、子どもたちの周りにあふれる情報は膨大だ。それゆえ、自分の意見や気持ちをアウトプットする時間が明らかに少なくなっていることを、そうまさんは心配する。

 それを解消する第一歩が作文だ。文章を書くということは、すなわち「自分のアタマで考えること」にほかならない。


文福茶釜の作文講座では、語彙や気持ちを表す言葉を楽しく増やしながら、自分の意見を言うことの抵抗感をなくしていく。子どもたちが表現したことは、無条件でほめまくる方針だそうだ。

こんな作文教室が子どもころにあったら私も通いたかった!

「実は文福茶釜の裏コンセプトは、子どもたちの自己肯定感を高めることなんです。そろばんなら、忍耐力をつけながら一つずつ級が上がっていきますし、作文では自分を表現する楽しさを知ります。少しずつ自信をつけてもらいながら、“生きる力”を養うお手伝いができたら……」とそうまさん。

 学校でも家庭でもない第三者からのこういったプラスの働きかけは、たいへん貴重だと感じた。



文福茶釜には東大宮教室と原市教室があります。

随時体験予約を受け付けています。

連絡は090-5497-7811まで。

 2019年4月より遠方でも受講可能な作文通信講座がスタートしています。



東大宮教室

さいたま市見沼区東大宮5-5-13

東大宮駅東口より徒歩3分

☎090-5497-7811



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