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執筆者の写真ぐらし ひがしおおみや

がしみやコミュニティプロジェクト 新連載企画 教授インタビュー ~大学と地域住民をつなぐ~

更新日:2020年11月7日


連載企画「教授インタビュー」始動

2020年春夏号「作山教授インタビュー」の反響を受け、環境システム学科教授陣へのインタビューを連載形式で行うことになりました。

しかし、なぜ地域情報誌で教授のインタビューを載せるのか、なぜ環境システム学科の教授たちなのか疑問に思う方々もいるかと思います。今回は、学科の解説とあわせて、改めていきさつを説明したいと思います。


環境システム学科とは?

本学科は芝浦工業大学システム理工学部の中にある学科です。大きく分類すると、建築学科や土木工学科と同様に建設系にあたります。

学科の特色は、環境をシステムとして捉え総合的に問題点や解決策を考えることを目標としている点です。“環境”を大きなくくりとして、その中に「都市」や「建築」といった要素があるイメージです。













上の図に示すように、本学科で学ぶ内容は建築、構造、防災、土地利用、環境デザイン、コミュニティデザイン、資源、エネルギーなどとても幅広いですが、どの専門領域もまちづくりに関わるものとなっています。


建築学科との違いは?

学科の特色で述べたように、学ぶ領域が幅広いのが大きな違いです。しかし、それはあくまでも学生たちにとってです。地域の方々にも関係することとしては、キャンパスの違い

があります。

建築学科は豊洲キャンパスですが、本学科は東大宮にある大宮キャンパスで4年間過ごします。教授たちも基本的に大宮キャンパスにいます。東大宮と最も深く携われるのは本学科の関係者ではないでしょうか。ちなみに、本団体は他学科も受け入れていますが、メンバーの大半は環境システム学科の学生です。



大学教授と地域住民との関わり

学科の特色から、本学科の教授たちの研究分野が、地域住民の方々にも関心のある分野だとお分かり頂けたと思います。しかし、日々多忙な大学教授と地域の方々との関りは、残念ながらあまり多くありません。


2年前のことですが、本団体が2018年の3月から半年に1回のペースで開催している「地域の子ども向けセミナー」について、とある教授にお話ししたところ、大切な活動だと言われま

した。教授曰く、地域住民の方から「子ども向けのセミナー等をやってほしい」というお願いはたくさん頂くのですが、手が回らないため断ることが少なくないということでした。教授にできない部分を学生たちが補うという意図で企画したものではなかったのですが、結果としてそのような形になっていました。

連載企画「教授インタビュー」は、そういった教授だけでは手が回らない部分を、私たちで補いたいと思い始まりました。地域の方に向けて教授陣が発信したいことは、実はたくさんあるようです。また、住民の方が興味を持って下さっても、直接教授にインタビューするのは、ハードルが高いと感じるかもしれません。その点、私たちならインタビューもしやすいですし、日頃からまちづくりに関して学んでいるので、教授に代わって記事の編集も容易です。



大学があるだけのまちで終わらせない

前回の教授インタビューで、作山教授が「東大宮をただ大学があるだけのまちにしておくのは大変もったいない」ということを仰っていました。記事には載せきれませんでしたが非常に重要な意見だと思います。大学は様々な人がいて、様々なことができる場所です。大学と地域の連携が活発になっていけば、非常におもしろいまちになりそうです。私たちは、この連載企画でそれに貢献していきます。




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